【ビジネスパーソン必見】日本との関係から読み解く、バングラデシュの基本情報と経済事情

そういえばさ、あらむの出身国のバングラデシュってどういうところなの?

南アジアに位置してる国で、インドの隣だよ!


ふーん。

そのくらいの関心か。
最近は日本にもバングラデシュ産の洋服や靴がたくさんあるぞ。

あ!ユニクロとかしまむらで、メイドインバングラデシュの洋服みたことある!

そうだね。
バングラデシュは縫製産業で中国に注ぐ世界2位の輸出国なんだ。
日本以外にもEUやアメリカにも輸出してるよ。

売ってるのは日本だけど、作ってるのはバングラデシュとか中国ってことか〜

日本で作るより、圧倒的に割安で作れるからな。

じゃあ今日はバングラデシュを日本との経済関係の視点で見ていこうか!
南アジアに位置するバングラデシュ??
近年、高い経済成長率を誇り、新たな生産拠点や巨大な消費市場として世界中の企業から注目を集めています。
今回は、ビジネス目線で押さえておきたいバングラデシュの基本情報から、日本との経済関係、そして今後の課題までを分かりやすく解説します!
1. バングラデシュってどんな国?(基本情報)
まずは国の基本スペックを押さえておきましょう。
- 国土と位置:面積は約14万7千平方キロメートルで、日本の約4割ほどの広さです。ガンジス・プラマプトラ・デルタ地帯に位置し、南はベンガル湾に面しています。
- 巨大な人口規模:人口は約1億7,119万人(2022年)と非常に多く、豊富な労働力と巨大な潜在市場を抱えています。

日本の4割くらいの広さに1億7千万人いるってこと・・・?

平均年齢が約28歳で、人口も今後2億人以上に増加予定だよ!

ちなみに、人口密度世界1位の国で有名だ。
- 首都と民族:首都はダッカで、国民の大部分をベンガル人が占めており、公用語はベンガル語です。
- 最新の政治動向:2026年2月12日に総選挙によって、野党第一党であったBNPが3分の2を超える議席(209議席)を獲得し大勝。
自由主義経済を志向するBNP新政権が誕生し、投資環境の抜本的な改善が期待される。


え・・・国全体が海抜50メートルもないじゃん。

そうだね。山もないし、坂もないよ。
川が多くて土壌も豊かだからずっと農作で人口が増えてたんだ。

日本の橋梁技術でできた、橋もけっこうあるぞ。
2. 経済状況:アパレル産業が牽引する高成長

バングラデシュ経済の最大の特徴は、縫製品(アパレル)を中心とした輸出主導の成長です。
- 高い経済成長率:コロナ禍の影響から回復し、2022年度の実質GDP成長率は7.10%と高い水準を記録しています。実質GDPは約3,055億ドル(2022年)に達しています。
- 輸出の約8割がアパレル:主要産業は衣料品・縫製品産業と農業ですが、
特に輸出においては縫製品(ニット含む)が全体の86.5%という圧倒的な割合を占めています。

ほぼアパレル輸出だ!

そうそう。
縫製は労働集約型の産業だから、人口が多く、海運ができる国

もちろん質がないと誰も購入しないぞ。

バングラデシュの商品はEU、アメリカ、日本の消費者にも受け入れられている品質になっているよ。

確かに、物が良くて安ければ買うかも〜

経済の自由化で競争はグローバル化してるからな。
- 海外出稼ぎ労働者からの送金:アパレル産業と並ぶもう一つの経済の柱が、海外からの送金です。2023年度の送金額は約216億ドルに上ります。
- 2026年に後発開発途上国(LDC)を卒業へ:順調な経済成長を背景に、2026年にはLDCから卒業する予定となっており、国として大きな転換期を迎えています。
3. 日本との関係:極めて親日的で関係も深い
ビジネスをする上で気になるのが日本との相性ですが、バングラデシュは極めて親日的な国として知られています。

- 日本の強力なバックアップ:日本は長年、バングラデシュに対する主要援助国としてインフラ整備などを支援してきており、これまでの有償資金協力(円借款)の累計総額は約2兆7,000億円にも上ります。
- 貿易関係:日本との貿易額(2022-23年)を見ると、バングラデシュから日本への輸出は約19億ドル、日本からの輸入は約20.3億ドルとなっています。
- 日本への輸出品目:主に縫製品、ニット製品、革製品などが中心です。バングラデシュの輸出先として日本は世界11位(2.9%)の規模です。
- 日本からの輸入品目:鉄鋼、船舶、車両、機械・電気製品など、国造りやインフラに必要な工業製品が多くを占めています。
日本の輸入元としての順位は世界9位(3.0%)です。
- 日本からの直接投資(FDI):2022-23年の日本からの直接投資額は約7,863万ドルでした。
日本企業にとっても、チャイナプラスワン、あるいは新たな生産拠点・市場として関心が寄せられています。

新政権は「外資誘致を今の5倍にする」と宣言しているからな。
手続きのデジタル化も公約に入っているぞ。

4. ビジネスを展開する上での課題
魅力的な市場である一方、ビジネス環境にはいくつかの課題も残されています。
- 産業構造の脆弱性:輸出の8割以上を縫製品に、そして経済の多くを海外送金に依存しているため、産業の多角化が急務とされています。

確かに、8割縫製は偏ってるイメージある。

現在は、アパレル一辺倒からの脱却を目指し、ITアウトソーシングや医薬品製造など、高付加価値な産業への転換を急いでる最中だね!
- インフラと投資環境の整備:今後の持続的な発展やさらなる海外投資を呼び込むためには、電力や道路といった基礎インフラの整備に加えて、税制面や通関などのビジネスルールの課題解決が求められています。
- 外貨準備高の減少:ウクライナ情勢等による貿易赤字などで外貨準備高が減少傾向にあり、IMF(国際通貨基金)から金融支援を受けている点など、マクロ経済の動向には注視が必要です。

今は、行政の書類や手続きはめちゃくちゃ遅いね。まじで。

え〜。ネットでサックと書類作れるようにしてよ。

日本の便利さに慣れると不便に感じるだろうね〜。



まとめ
バングラデシュは、1.7億人を超える人口と高い経済成長率を誇り、
日本との友好関係も非常に深い国です。
2026年のLDC卒業に向けて、アパレル一辺倒からの脱却やインフラ整備など課題はありますが、日本企業にとって中長期的に見逃せないポテンシャルを秘めた国だと言えるでしょう。

のコピー.png)
